カミナリの音から始まり、雨の音に混じりながらイントロが
流れてくると、日本の湿った雨もカリフォルニアの空のように
カラッと感じるから不思議なものです。
某引越しセンターのCMで流れていましたから、若い方も
聞いたことがあるでしょう。
シングル「悲しき雨音」のB面「悲しき北風」はヒューという
風の効果音から始まっていました。
それにしても「悲しき」を付けるのが好きな時代でした。
カスケーズ(Cascades)は、サンディエゴを母港とするアメリカ
海軍の Jason AR-8号で知り合った歌好きの海兵隊員
John Claude Gummoe、David Wilson 、Leonard Green を
中心に1962年に結成されたグループです。
彼らが地元のクラブで歌っているのを聴いたヴァリアント・
レコードの重役に気に入られてレコーディング契約を結びます。
あのウォール・オブ・サウンドで有名なフィル・スペクターの
スタジオで、有名になる前のグレン・キャンベル(ギター)などの
最高のスタジオ・ミュージシャンと録音を行ないました。
デビュー曲はパッとしませんでしたが、ジョンの失恋経験を
雨にたとえた「悲しき雨音」(1963年)が第2弾として発売
されると、カリフォルニアから全米へ広がり、ヴァリアント・
レコードとしても初めてのミリオン・セラーを記録しました。
BMI(アメリカの著作権協会)の選んだ20世紀で9番目によく
演奏された曲だそうです。
雷のあとに聞こえてくる鉄琴の音、印象的ですね。
絶対音感を持ちながらほとんど音楽的訓練をしていなかった
ジョンが、初めて取り組んだのがヴィブラフォンだったのです。
もうひとつの注目は、フェードアウト部分で聞こえる雨の擬音語
「pitter-patter」 です。
「ピチピチ・チャプチャプ」ランランラン♪ というところ
でしょうか。
では、「悲しき雨音(Rhythm Of The Rain)」、
エッ、皆さんまだ現役で歌ってるの!? ...という映像です。
Listen to the rhythm of the falling rain...♪
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